育休中の給付金の仕組み【タイプ別に説明】

男性育休

育休中の給付金について

前回の説明では、【 普通の育休 】と【 産後パパ育休 】とでは若干給付制度が違う

お伝えしました。

ではまず【 普通の育休 】について説明します。

普通の育休の給付金の制度について説明

結論からいいますと、普通の育休中には会社から基本給料は出ませんので、

給付金を受給することになります。

読者パパ
読者パパ

給付金ってどこからもらうの?

給付金は雇用保険からでますので、ハローワークから支給される事になります。

読者パパ
読者パパ

あのー・・・すみません

雇用保険ってなんでしたかね?

と思われている方もいるかもしれませんので、ここで少し補足しておきますね!

雇用保険ってご存じですか?

実際【 雇用保険 】と聞くと、

読者パパ
読者パパ

あー雇用保険ね!全て分かりますよ!

って方はどのぐらいいるでしょうか。

正直私は雇用保険についてほとんど分かっていませんでした。

ですのでここで細かいですが、【 雇用保険 】についても

簡単に説明させてもらいますね!

雇用保険とは

雇用保険とは簡単に言うと、

【 失業した人や就職、雇用の継続を維持することが

難しい人に給付金などを支給する公的な保険 】

です。

かなり細かいことになると、この雇用保険に加入する条件等ありますが、

そこまで説明するとかなり長くなってしまうので、今回は省略しますね。

(調べたらすぐにでてきますので、もう少し詳しく知りたい方は調べてみてください)

で、その制度の中に、

【 育児や介護のために休業した場合などの給付も行う 】

と書いてあるので、男性が育休を取った場合の給付金もこの【 雇用保険 】

から出るようになっています。

その【 雇用保険 】管轄(かんかつ)している(任せられている)のが

ハローワークなので、そのハローワークから給付金が支給される事になります。

今の説明で大丈夫だったでしょうか?

雇用保険ハローワークについてはこんな感じです。

では次に行きます。

給付金の比率

普通の育休の給付金の話に戻りますね。

結論から言いますと、普通の育休の給付金の比率は額面の給料の67%となっています。

読者パパ
読者パパ

額面って総支給額でしたかね

手取りの額でしたかね?

額面の給料は会社からもらう給料で、まだ何も引かれていない総支給額の事です。

読者パパ
読者パパ

分かりました。

でも毎月給料が固定されている人は計算しやすいですが、

給料が月ごとに違う方もいますよね?

その場合はどうなるんですか?

給付金金額の計算方法は、ざっくり言うと、

育休に入る前の半年間の給料の合計を180で割った金額に、支給日数をかけて、

更に67%をかけた金額になっています。

読者パパ
読者パパ

ちょっと言葉で言われてもイメージがしづらい・・・かな

大丈夫です!

例をあげて説明しますね

育児給付金の例

ある会社員Aさんがいたとします。

Aさん

その方が12月1日から育休をとるとします。

ではこのAさんの12月までの給料を半年間だけ見てみましょう!

11月 総支給額 25万円

10月 総支給額 27万円

9月  総支給額 21万円

8月  総支給額 26万円 ※ ボーナスは除く事になっています。

7月  総支給額 30万円

6月  総支給額 29万円

だったとします。

月によって残業が多かったり、少なかったりして総支給額が変動しています。

ではこの半年の給料を全て足すと、

25万円 + 27万円 + 21万円 + 26万円 + 30万円 + 29万円

=158万円

となります。

そして、その合計金額を180で割ります。

158万円 ÷ 180

=0.877

四捨五入すると約0.9万円になります。

ここまで大丈夫でしょうか?

では次に行きます!

次にAさんの育休の日数を考えます。

例えばAさんは、

Aさん
Aさん

私は30日育休を取りたいと考えています

とすると、

先ほどの0.9万円Aさんが取りたい育休の日数の30日をかけます。

0.9万円 × 30 

=27万円

そして最後に67%(数値で言うと0.67)をかけます。

27万円 × 0.67

=18.09万円

これで計算は終わりです。

四捨五入をすると、ざっくりこのAさんは1か月間の育休中

18、1万円 つまり 

18万1000円の育児休業給付金を支給されることになります。

計算が多ありましたが、大丈夫だったでしょうか?

読者パパ
読者パパ

だいたい分かりました。

でも実際このAさんの育休前の半年間の総支給額は

だいたい平均したら26万円ぐらいでしたよね?

いくら給付金があるといっても、

かなり少なくなる気がしますね・・・

しかもそこからまた

社会保険料とかが引かれていくんでしょ?

それじゃあちょっと生活が・・・

とお思いのパパさん、ご指摘の通りです!

実際育児休業給付金は、今までの給料と比べて

かなり少なくなる感じがしますよね?

でも安心してください!

この育児休業給付金の制度というのは、

まだこれ以上にお得な制度になっているんです!

少し説明が長くなりましたので、

続きは次のブログで説明しようと思います

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