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育休中の給付金について
前回の説明では、【 普通の育休 】と【 産後パパ育休 】とでは若干給付制度が違うと
お伝えしました。
ではまず【 普通の育休 】について説明します。
普通の育休の給付金の制度について説明
結論からいいますと、普通の育休中には会社から基本給料は出ませんので、
給付金を受給することになります。
![読者パパ](https://sorairo1216.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
給付金ってどこからもらうの?
給付金は雇用保険からでますので、ハローワークから支給される事になります。
![読者パパ](https://sorairo1216.com/wp-content/uploads/2023/10/image-8-150x150.png)
あのー・・・すみません!
雇用保険ってなんでしたかね?
と思われている方もいるかもしれませんので、ここで少し補足しておきますね!
雇用保険ってご存じですか?
実際【 雇用保険 】と聞くと、
![読者パパ](https://sorairo1216.com/wp-content/uploads/2023/11/fe7b7a3a19782530ceac79b93a9f15d2-150x150.png)
あー雇用保険ね!全て分かりますよ!
って方はどのぐらいいるでしょうか。
正直私は雇用保険についてほとんど分かっていませんでした。
ですのでここで細かいですが、【 雇用保険 】についても
簡単に説明させてもらいますね!
雇用保険とは
雇用保険とは簡単に言うと、
【 失業した人や就職、雇用の継続を維持することが
難しい人に給付金などを支給する公的な保険 】
です。
![](https://sorairo1216.com/wp-content/uploads/2023/11/job_shitsugyou_man.png)
かなり細かいことになると、この雇用保険に加入する条件等ありますが、
そこまで説明するとかなり長くなってしまうので、今回は省略しますね。
(調べたらすぐにでてきますので、もう少し詳しく知りたい方は調べてみてください)
で、その制度の中に、
【 育児や介護のために休業した場合などの給付も行う 】
と書いてあるので、男性が育休を取った場合の給付金もこの【 雇用保険 】
から出るようになっています。
その【 雇用保険 】を管轄(かんかつ)している(任せられている)のが
ハローワークなので、そのハローワークから給付金が支給される事になります。
![](https://sorairo1216.com/wp-content/uploads/2023/11/building_hellowork.png)
今の説明で大丈夫だったでしょうか?
雇用保険とハローワークについてはこんな感じです。
では次に行きます。
給付金の比率
普通の育休の給付金の話に戻りますね。
結論から言いますと、普通の育休の給付金の比率は額面の給料の67%となっています。
![読者パパ](https://sorairo1216.com/wp-content/uploads/2023/10/image-8-150x150.png)
額面って総支給額でしたかね?
手取りの額でしたかね?
額面の給料は会社からもらう給料で、まだ何も引かれていない総支給額の事です。
![読者パパ](https://sorairo1216.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
分かりました。
でも毎月給料が固定されている人は計算しやすいですが、
給料が月ごとに違う方もいますよね?
その場合はどうなるんですか?
給付金金額の計算方法は、ざっくり言うと、
育休に入る前の半年間の給料の合計を180で割った金額に、支給日数をかけて、
更に67%をかけた金額になっています。
![読者パパ](https://sorairo1216.com/wp-content/uploads/2023/10/image-8-150x150.png)
ちょっと言葉で言われてもイメージがしづらい・・・かな
大丈夫です!
例をあげて説明しますね!
育児給付金の例
ある会社員Aさんがいたとします。
![](https://sorairo1216.com/wp-content/uploads/2023/11/16f11ed6db77705e3239a0d688d3d228.png)
Aさん
その方が12月1日から育休をとるとします。
ではこのAさんの12月までの給料を半年間だけ見てみましょう!
11月 総支給額 25万円
10月 総支給額 27万円
9月 総支給額 21万円
8月 総支給額 26万円 ※ ボーナスは除く事になっています。
7月 総支給額 30万円
6月 総支給額 29万円
だったとします。
月によって残業が多かったり、少なかったりして総支給額が変動しています。
ではこの半年の給料を全て足すと、
25万円 + 27万円 + 21万円 + 26万円 + 30万円 + 29万円
=158万円
となります。
そして、その合計金額を180で割ります。
158万円 ÷ 180
=0.877
四捨五入すると約0.9万円になります。
ここまで大丈夫でしょうか?
では次に行きます!
次にAさんの育休の日数を考えます。
例えばAさんは、
![Aさん](https://sorairo1216.com/wp-content/uploads/2023/11/16f11ed6db77705e3239a0d688d3d228-150x150.png)
私は30日育休を取りたいと考えています
とすると、
先ほどの0.9万円にAさんが取りたい育休の日数の30日をかけます。
0.9万円 × 30
=27万円
そして最後に67%(数値で言うと0.67)をかけます。
27万円 × 0.67
=18.09万円
これで計算は終わりです。
四捨五入をすると、ざっくりこのAさんは1か月間の育休中
18、1万円 つまり
18万1000円の育児休業給付金を支給されることになります。
計算が多くありましたが、大丈夫だったでしょうか?
![読者パパ](https://sorairo1216.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
だいたい分かりました。
でも実際このAさんの育休前の半年間の総支給額は
だいたい平均したら26万円ぐらいでしたよね?
いくら給付金があるといっても、
かなり少なくなる気がしますね・・・
しかもそこからまた
社会保険料とかが引かれていくんでしょ?
それじゃあちょっと生活が・・・
とお思いのパパさん、ご指摘の通りです!
実際育児休業給付金は、今までの給料と比べて
かなり少なくなる感じがしますよね?
でも安心してください!
この育児休業給付金の制度というのは、
まだこれ以上にお得な制度になっているんです!
少し説明が長くなりましたので、
続きは次のブログで説明しようと思います!
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