育休と産後パパ育休の違い【産後パパ育休とは】

男性育休

産後パパ育休について

それでは初めに少しおさらいをしますね。

男性の育休は基本出産予定日(もしくは出産日)からその子の1歳になる誕生日の前日までという事でした。

そしてパパの仕事の都合も考慮して、最近では2回までなら分割でとることができることになっています。

こまでは大丈夫でしょうか?

そして今回お伝えしたいのが【産後パパ育休】です。

産後パパ育休と育休の違い

読者パパ
読者パパ

え?その産後パパ育休とただの育休ってどう違うの?

ってなりますよね

それではゆっくりと説明をしていきます。

まずパパが取れる育児のためのお休みは

①ただの育休と

②産後パパ育休

という2種類の休みがあります。

名前が似ているので同じ感じがしますが、今は全くの別物と考えてください。

分かりやすく例を挙げると2つのパターンのパパさんがいるとします。

名前を仮にAさんとBさんとします。

Aさんは

<span class="bold-blue"><span class="fz-24px">Aさん</span></span>
Aさん

私はゆっくりと育休を取れそうなので、子供が生まれたらまずは半年ぐらい育休を取って、それから1ヶ月程仕事に戻ってまた育休に入れたらいいかな~

と考えているとすると、

Aさんは前回ご説明した普通の育休を取って分割すると、Aさんの理想の育休が取れます。

図でいうとこんな感じですね!

そしてBさんはこんな感じです。

<span class="bold-green"><span class="fz-22px">Bさん</span></span>
Bさん

私はそんなに長く離れられる仕事ではないので、妻の出産から育休に入って、10日ほどして一旦仕事に復帰して、仕事を1週間ほどした後再度10日程しかとれないかな~

といった状況だとします。

図でいうとこんな感じです。

この場合、出産日から短期間に分割した休みを取ることになります。

このように産後短期間で分割した休みを取れるのが【産後パパ育休】なんです。

読者パパ
読者パパ

え?でも普通の育休でも期間は自由に決められて2回まで分割にできるんでしょ?

ただ前半の短期間で休みを取ってるだけで、ただの育休を分割したと一緒なんじゃないの?

と思いますよね?

確かにそうなんですが、この【産後パパ育休】というものについてもう少し知ると、ちょっとした応用技ができてしまうんです!

では実際に【産後パパ育休】というものがどのようなものなのか具体的に説明します。

産後パパ育休の内容

【産後パパ育休】の内容は、

産後8週間以内に4週間(28日)を限度として2回に分けて取得できる休業という事になっています。

読者パパ
読者パパ

・・・どういう事?

初めに聞くとそうなりますよね。

文字だけで説明されるとあまりイメージができないと思いますので、図で説明しますね。

まずは例として以前と同様に出産予定日を

令和5年10月18日とします。

カレンダーでいうとこんな感じです。

そして産後パパ育休というのは、その後8週間、

図でいうとこの黄色い範囲です。

ですので、この黄色い範囲の中で2回分割して休みが取れますよ!

という事になります。

ただし合計は28日にしてね、という事です。

例をあげると、

休みを取りたい日を緑で塗るとします。そうするとこんな感じです。

この場合、出産予定日から14日休みを取って、その後一旦仕事に戻り、再度14日休みを取って仕事に戻るというパターンになっています。

その他のパターンとしては、

こんな感じでもOKですし、

こんな感じでも大丈夫です!

ただ3分割や、合計日数が28日を越えるとだめです。

なんとなくイメージがつかめたでしょうか。

育休と産後パパ育休の応用技

ではここからはこの二つ(ただの育休制度と産後パパ育休)の応用技を説明します。

ではなぜこんな似たような制度があるのかというと、

この二つの制度は同時に使うことができるからなんです。

読者パパ
読者パパ

同時に使う?どんな時に同時に使えばいいの?

と思われる方がいるかもしれません。

結論からお伝えしますと、

育休を一括でずっと最後まで使いたい人、または2分割しか必要ない人は、

普通の育休を取得して一括か2分割で取得すれば大丈夫です。

ただ、仕事の都合で3分割、または4分割したいという方は、

この産後パパ育休と普通の育休を併用すると3分割、4分割が可能になります。

このように仕事の状況に合わせて産後パパ育休と普通の育休を織り交ぜれば、

最大4分割までできるようになったのが最近の状況です。

どうでしょう?

なんとなくご理解いただけたでしょうか?

今回は説明が長くなったので、ここまでの説明として、

次回からは具体例をあげながら詳しく説明していきます。

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